「高きびとキャベツの鳥餃子」の巻/ねこごはん研究所#07

「高きびとキャベツの鳥餃子」の巻/ねこごはん研究所#07

ねこにとって最高のごはんって? 健康的でねこも喜ぶ食事をめざす「ねこごはん研究所」 第7回目は、スーパーフード「高きび」を使ったメニューに挑戦。エドワード研究員のねこごはん史上、最高の食いつき!?

※使用している食材やレシピは研究員各家庭の場合です。ねこさんの体質などによってはアレルギーが出るなど合わないことも考えられますので、導入は主治医に相談するなど個々の判断でお願いいたします。

前回「きのこと大豆ミートの一口ハンバーグ」で、手づくりねこごはんが板に付いてきたエドワード研究員とみかスン先生。今回はミネラルや食物繊維、鉄分も豊富な高きびを使った鶏餃子にチャレンジ!女性にうれしいスーパーフード、便秘気味なねこさんにもおすすめです。
レシピ出展元は『お取り分け猫ごはん』

手づくり開始!

ますは高きびを煮るところからスタート。

煮る前の高きびはこんな感じ
ぐつぐつ煮ると柔らかくなります
プリプリでこのままでもモッチリおいしい!
キャベツ、鶏ひき肉と混ぜて…
混ざったら餃子の皮で包みます

「レシピでは餃子の皮10枚分でしたが、我が家向けに増量してつくりました」とみかスン先生。餃子の下にキャベツを敷いて蒸したそう。圧力鍋を使って賢く時短する工夫も。

おいしそうに蒸し上がった!

エドワード研究員、実食!

ベースごはんなしでもOKのレシピだったので、このままいただくエドワード研究員。見知らぬ白い塊に、「なんだこりゃ」とばかりに砂を掻いて埋める仕草。「そりゃそうですよね…」ということで、フォークで潰してもらい再トライ。

恒例となった「俺のメシか?」タイム

今回も、しばし「これは俺のメシなのか?」タイムが多少あったものの、場所をキッチンに移動して(娘さんの食べて!プレッシャーが強めだった様子)そっとしておくと…

「うま〜!!」(エドワード研究員)

食べてる!ガツガツ食べてる!!
「食いつきは、今までの中でも最高だった」と、みかスン先生。3度目にして、エドワード研究員も手づくりごはんに慣れたこともあるのかもしれませんが、こちらのレシピは特にお気に召したようです。
娘さんの離乳食時代に、横からこっそりとうどんを食べていたこともあったエドワード研究員だけあって、餃子の皮はお好みだった模様。おいしく完食し、食後のお皿まできれいに舐める様子にみかスン先生も大満足!

お皿を舐めるなんて滅多にしないエドワード研究員が…!

「モチモチしたものを食べた後は、特に後臼歯への付着が気になるので、指で歯をマッサージして歯磨き代わりとしています」と、獣医師ならではのケアも忘れないみかスン先生でした。

みかスン先生より

さて、気になる家族の食レポですが、夫からは「無味…」との感想が(涙)
餃子と言うことで、ニラやニンニクの香味を期待していたようです。しかしニラもニンニクもねこのNG食材!中毒を起こすので、絶対に与えてはいけません。夫も「そうだよね、エドちゃんが食べられないものは入れられないね」と理解してくれました。
人間がもっと楽しめるように、次回はポン酢+柚子胡椒以外にも、つけダレを豊富に用意してカバーしてあげたいと思います。水餃子のように、スープにしても良かったかも。
今回ミネラル豊富な食材を使用したので、エド様自身はお気に召してくれたようですが、尿検査をして影響を見つつ、与えてあげたいなと思います。

おまけ:今日のエドワード研究員

「はい、召し上がれ。ママがつくったのよ。しっかり食べて」(娘さん)

エドワード&みかスン先生

2006年9月生まれのエドワード研究員。野良ママねこから生まれ、兄弟は早々に里子に出る中で取り残されていたところ、4歳目前にみかスン先生に一目惚れされ家族に。獣医師であるみかスン先生の国家試験や子育てなど数々の試練を一緒に乗り越えてきました。相当のビビりねこさんですが、みかスン先生には触られたくてたまらず爪切りすら喜ぶそう。お腹を壊しやすいのが悩み。