「手づくりごはんってイイ!」の巻/ねこごはん研究所#01

「手づくりごはんってイイ!」の巻/ねこごはん研究所#01

ねこにとって最高のごはんって? 健康的でねこも喜ぶごはんを求めて、「ねこごはん研究所」発足! 第1回目は、手づくりごはんのメリットを学びます。


医食同源の言葉どおり、ねこの健康のために大切なのが食事。最近では、海外製のオーガニック素材を使ったフードや、食材の質や鮮度にこだわったプレミアムフードもたくさん登場しています。そんなねこごはん動向に詳しい人たちから今注目を集めているのが、手づくりごはんです。昔の「ねこまんま」とは違い、ねこの体のことが考えられたレシピになっているとか。
手づくりごはんレシピ本のなかでも、猫ごはん研究所が注目したのは「ねこと人が同じごはんを食べる」というテーマの『お取り分け猫ごはん』という本です。そこには、ねこの健康にとどまらない意外なメリットがたくさんありました。

くんくん……。本自体がおいしいわけではありません。

意外なメリット「ねことの絆が深まる」!?

この本の著者は、ねこ2頭のほか、犬2頭と家族で暮らすオーガニック料理ソムリエの五月女圭紀さん。人とねこ(犬も)が一緒に食べられる食事づくりのメリットとして、まず最初に挙げられているのは意外にも「心が通じ合って絆が深まる」ということです。実際に五月女さんのおうちでは、手づくりごはんを始めてからというもの、ねこチームと犬チームの対立がおさまっただけでなく、なかなか慣れてくれなかったねこと人との距離がグッと縮まったのだとか。食事に心を変える効果があるとは、興味深いですね。

そのほかたくさんの幸せ効果が!

手作りごはんには、「幸せ効果」としてほかにもたくさんのメリットが紹介されています。

  • 病気知らずの健康体になる(添加物が少ない、水分が豊富だから)
  • 体臭や便臭が軽減して毛ヅヤがよくなる(体に余分なものがたまりにくくなる)
  • 性格が穏やかになる(体を作る血肉が変われば心も変わる!)
  • 個性を把握できる(それぞれのねこの個性がはっきりわかってより愛おしくなった)
  • 残飯やゴミが減る(オーガニック食材を使えばゴミが少なくなる)
  • 経済的負担が減る(家族全員が食べられるものを作れば一人当たりのコスト削減、健康になって医療費がかからなくなる)
  • 手作りごはんを楽しみにしてくれる(自分がつくったものを平らげてくれた幸福感は代え難い)
  • 人もねこもダイエットできる(市販のキャットフードに比べて水分が多くボリュームたっぷり、余分な油や調味料を使わないので低カロリー)

手作りごはんってよさそう〜。さっそく今夜作ってもらおっと!

手づくりねこごはんのルール

いいことづくめの手づくりごはんですが、つくるのが難しかったりしないか心配ですよね。 でも、以下のルールを守れば、そんなに大変なことはなさそうです。

  • オーガニック食材がおすすめ(安心安全でおいしい、医療費を考えれば高くない)
  • ベースごはんとおかずを混ぜる(玄米もしくは白米+炒り糠におからを混ぜたものがベースごはん)
  • 小麦製品はたまにならOK、麺類はお蕎麦がよし
  • 野菜、きのこ、種子類は積極的に取り入れる
  • 大事なたんぱく質はたっぷりと
  • 海藻類、乾物、だしを便利に使う
  • 調味料不要、人が食べる分には後づけで
  • 割合・量・時間は厳密でなくてOK
  • ねこごはんは常温で、うんちの硬さはおからで調整
  • 食べさせてはいけないNG食材を使わない
  • アレルギーと好転反応を知る

大切なねこに食べさせたい!

研究員の心を掴んだのは「同じ釜のメシを食べていると幸せ」「ねこを飼うではなく育てる、そんな気持ちでねこと暮らす人にこそすすめたい」といった言葉。次回のねこごはん研究所では、研究員による実食レポートで本のレシピを試してみたいと思います。どうぞお楽しみに!

※使用している食材やレシピは研究員各家庭の場合です。ねこさんの体質などによってはアレルギーが出るなど合わないことも考えられますので、導入は主治医に相談するなど個々の判断でお願いいたします。


『お取り分け猫ごはん』
著者:五月女圭紀 監修:はりまや佳子
出版:駒草出版
判型:A5判/並製 頁数:128ページ
価格:1,500円+税 発売:2018年7月3日

(toletta.mag 編集部/制作:Cat’s Eye Planning)