「きのこと大豆ミートの一口ハンバーグ」の巻/ねこごはん研究所#05

「きのこと大豆ミートの一口ハンバーグ」の巻/ねこごはん研究所#05

ねこにとって最高のごはんって? 健康的でねこも喜ぶ食事をめざす「ねこごはん研究所」 第5回目は、手づくりごはんにも慣れてきた感のあるエドワード研究員とみかスン先生から、おいしそうなレポートです。

※使用している食材やレシピは研究員各家庭の場合です。ねこさんの体質などによってはアレルギーが出るなど合わないことも考えられます。導入は主治医に相談するなど個々の判断でお願いいたします。

前回、「キャベツの肉巻きラップサラダ」のレポートを届けてくれたエドワード研究員とみかスン先生。次なるチャレンジは、高タンパク低カロリーが魅力的な大豆ミートときのこを使ったハンバーグです。きのこ嫌いのみかスン先生と、メタボ予備軍の旦那さまのためにも一役買いたいエドワード研究員。彼のがんばりにご注目ください!
レシピ出展元は『お取り分け猫ごはん』

手づくり開始!

まずは大豆ミートをお湯で戻す作業から。ふやかすと3倍程度に膨らみます。

左が乾燥状態、右がお湯でふやかした状態

ふやかした大豆ミートは、合挽肉と椎茸などと混ぜて、よくこねます。
ここから先はふつうのハンバーグと同じ要領で一口サイズに形をつくり、焼いていきます。

小さめサイズだからねこにも食べやすそう

「ふだん、人用のハンバーグを作る時にはみじん切りにしたタマネギを炒めてお肉と混ぜるのですが、タマネギはねこのNG食材なので今回入れていません。その分、時短で楽でした」とみかスン先生。

おいしそうに焼けました

焼き上がったところでお取り分けポイント。
フライパンに残った肉汁で人用のソースをつくります。ねこ用はソースなしで。
おいしそうな香りに引き寄せられたのか、この辺りで「そろそろ俺のメシか?」とキッチンにやって来たエドワード研究員。

しっかりめに焼いたうずらの目玉焼きを乗せて、完成! 右がねこ用、左が人用。

レシピによると、今回のメニューはベースごはん(玄米+おから)と混ぜても、そのままでもどちらでもOKとのことだったので、混ぜずにハンバーグ単体でエドワード研究員に出してみたそう。

エドワード研究員、実食!

「食べていいのか?」とばかりに確認するエドワード研究員

しばらくお料理のようすを観察するものの、どこから食べていいか分からない模様。そこで、フォークを使って細かくほぐしてあげると、悩みが解消したかのように一気に食べ始めます。

ガツガツ…と写真がブレブレになるほどの食いつき!嬉しい!!(みかスン先生) 

目玉焼きの白身は気に入らなかった様子のエドワード研究員。白身が混ざっているところは残して、ごちそうさま。手づくりすると、ねこの食の好き嫌いがわかりやすいので、よりそのねこの個性を知ることができますね。

みかスン先生より

エド様へのごはんをきっかけに、普段はあまり食べないきのこを取り入れることができましたし、主人のメタボ対策にもなりました。これこそ、ねこも人もHAPPYな食事になったと感じています。 ねこのためならば食事作りも楽しくなります。 簡単にできたので、我が家のハンバーグはこれからこのレシピで作っていこうと思います。次はベースごはんと混ぜて、ペースト寄りにしてみようと考えています。同じレシピでも変化をつけることができるので、楽しみも広がります。

おまけ:今日のエドワード研究員

娘さんが小さいころ。イクにゃんぶりを発揮したエドワード研究員

エドワード&みかスン先生

2006年9月生まれのエドワード研究員。野良ママねこから生まれ、兄弟は早々に里子に出る中で取り残されていたところ、4歳目前にみかスン先生に一目惚れされ家族に。獣医師であるみかスン先生の国家試験や子育てなど数々の試練を一緒に乗り越えてきました。相当のビビりねこさんですが、みかスン先生には触られたくてたまらず爪切りすら喜ぶそう。お腹を壊しやすいのが悩み。